2+1とは?
「2+1」は寝室2つとリビング1つを表すトルコの表記で、日本でいう2LDKにあたります。キッチン、浴室、ホールはこの数に含まれません。2+1の広さは地区や建物によって大きく異なり、物件広告でもさまざまな広さの2+1を見かけます。そのため、部屋の数よりも各部屋の寸法を見ることが大切です。
間取り例:内法80 m²
下の間取り図は、Nodaformの既成2+1テンプレートです。外寸10.20 × 9.20 m、各部屋の内側の面積の合計(内法面積)は80.3 m²。すべての部屋に1つのホールから入り、玄関ドアはホールの端にあります。
| 空間 | 内法寸法 | 面積 |
|---|---|---|
| リビング | 5.60 × 4.20 m | 23.5 m² |
| キッチン | 4.00 × 4.20 m | 16.8 m² |
| 寝室1 | 3.60 × 3.00 m | 10.8 m² |
| 寝室2 | 3.00 × 3.00 m | 9.0 m² |
| 浴室 | 2.80 × 3.00 m | 8.4 m² |
| ホール | 9.80 × 1.20 m | 11.8 m² |
規則で定められた最小寸法
トルコの計画区域建築規則(Planlı Alanlar İmar Yönetmeliği)は、すべての住戸に必要な各室の最小面積と最短辺を定めています(第29条)。ホールと廊下は1.20 mより狭くできません。同じ規則により、住戸の玄関ドアの有効幅は1.00 m以上、居室のドアは0.90 m以上です(第39条)。
| 空間 | 最小面積 | 最短辺 |
|---|---|---|
| リビング(居間) | 12.00 m² | 3.00 m |
| 寝室 | 9.00 m² | 2.50 m |
| キッチン | 3.30 m² | 1.50 m |
| 浴室 | 3.00 m² | 1.50 m |
| トイレ(WC) | 1.20 m² | 1.00 m |
| ホール・廊下の幅 | — | 1.20 m |
作例の2つ目の寝室は3.00 × 3.00 m、つまり9 m²の下限ちょうどです。これより小さい部屋を描くと規則の基準を下回ります。細かい規定は変わることがあるので、自分の計画では最新の条文と自治体で確認してください。
レイアウトで気をつけること
- ホールは空けておく。居室のドアが部屋の内側に開けば、ホールで扉がじゃまになりません。作例のドアはすべてこの向きです。
- ドアの開閉範囲と家具を重ねない。クローゼットやベッドをドアが開く範囲に置かないでください。紙の上では収まっても、実際にはドアが開きません。
- クローゼットを窓の前に置かない。寝室ではクローゼットを窓のない壁に寄せましょう。
- リビングではテレビとソファの距離を測る。作例ではテレビが左の壁、ソファがその向かいにあります。
- 浴室は寝室の近くに。作例では浴室が寝室と同じ並びにあります。
自分で2LDKの間取り図を描く
手描きの略図や寸法があるなら、部屋を1つずつ描くのが一番簡単です。Nodaformでは部屋ツールで長方形を描いて寸法を入力すると、面積が自動で計算されます。ドアや窓を壁の上に置くと、開口が壁にはまります。採寸の方法がわからなければ、まず部屋の測り方の記事をご覧ください。
- 各部屋の内寸と面積
- 寝室は9 m²以上、短辺2.50 m以上
- ホールの幅は1.20 m以上
- ドアの開く向きと、その前が空いているか
- 窓の前に背の高い家具がないか
この記事の間取り図と寸法はレイアウト検討用です。建築許可、構造設計、施工図には、資格を持つ建築士と技術者による設計と承認が必要です。規則の詳細は自治体に相談してください。