定義
トルコの計画地域都市計画規則(Planlı Alanlar İmar Yönetmeliği、第4条)は、これらの面積を次のように定義しています。
- ネット面積:独立区画のうち壁と壁の間にある内側の面積です。バルコニー、付属部分、共用部分は含みません。
- グロス面積:独立区画の外周で囲まれた面積です。外壁では外側の面、隣の住戸や共用部分と共有する壁では壁の中心を基準にします。
- 合計グロス面積:グロス面積と付属部分(倉庫など)の合計です。
- 総グロス面積:合計グロス面積に、共用部分(階段、エントランスホールなど)の持分を加えて求めます。
つまり、グロス面積には壁が含まれ、ネット面積には含まれません。広告では、どの面積が書かれているかに注意しましょう。
計算例:1LDK
| 空間 | 内法寸法 | 有効面積 |
|---|---|---|
| リビング | 4.80 × 3.80 m | 18.2 m² |
| 寝室 | 4.80 × 2.80 m | 13.4 m² |
| キッチン | 2.80 × 2.60 m | 7.3 m² |
| ホール | 2.80 × 2.20 m | 6.2 m² |
| 浴室 | 2.80 × 1.60 m | 4.5 m² |
| 有効面積の合計 | 49.6 m² |
外寸が8.20 × 7.20 mなので、外壁の外面で囲まれた面積は59.0 m²です。差(9.4 m²)はすべて壁で、この例では壁厚20 cmです。この住戸が集合住宅の中にあれば、隣戸と共有する壁では壁の中心が基準になるため、グロス面積はもう少し小さくなります。
ネット面積とグロス面積の比率
この例では、ネット面積はグロス面積の約84%です。比率は壁の厚さと部屋の大きさで変わります。部屋が小さく壁が厚い家ほど、ネット面積は小さくなります。広告に書かれる総グロス面積には共用部分の持分も含まれるため、ネット面積は総グロス面積よりさらに小さくなります。
Nodaformでの面積表示
Nodaformは各部屋の中にネット面積を表示します。Proプランの数量拾い表では、階ごとにグロス面積とネット面積をあわせて表示し、グロス面積は外壁の外面から計算します。
この記事の間取り図と寸法はレイアウト検討用です。建築許可、構造設計、施工図には、資格を持つ建築士と技術者による設計と承認が必要です。規則の詳細は自治体に相談してください。