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不整形地の面積の求め方

土地が長方形でなければ「縦 × 横」は使えません。4辺を測るだけでも足りません。不整形地の面積を、同じ例を使って2つの方法で順を追って計算します。対角線で三角形に分割してヘロンの公式を使う方法と、角の座標を使う座標法です。

4辺の長さだけで土地の面積が決まらないのはなぜ?

長方形の土地なら、面積は縦 × 横です。しかし角が直角でなければ、4辺の長さだけでは面積は決まりません。辺の長さが同じでも角の角度は変わることがあり、それにつれて面積も変わります。下の2つの図形はどちらも4辺がすべて20 mですが、一方は400 m²、もう一方は約346 m²です。

同じ4辺でも面積は違う:辺が20 mの正方形は400平方メートル、角度60度のひし形は約346平方メートル20 m20 m20 m20 m400 m²角度 90°20 m20 m20 m20 m60°≈ 346 m²角度 60°4辺とも20 m。角の角度が変わると面積が変わります。
同じ4辺でも面積は違う:20 mの正方形は400 m²、角度60°のひし形は約346 m²。

そのため四角形の土地では、4辺に加えて対角線1本(向かい合う2つの角の間の距離)か、角の位置を知る必要があります。角の数が増えるほど、測る長さも増えます。

方法1:対角線で三角形に分割(ヘロンの公式)

3辺がわかっている三角形の面積は1つに決まります。土地を対角線で2つの三角形に分ければ、それぞれの三角形の面積を辺の長さから計算して合計できます。例の土地はABCDで、各辺と対角線ACを巻尺で測ってあります。

四角形の不整形地:対角線ACが土地を2つの三角形に分ける。三角形の面積は216平方メートルと132平方メートル、合計約348平方メートル24.00 m18.44 m18.25 m15.13 m対角線 26.91 m三角形ABC216.0 m²三角形ACD132.0 m²ABCD合計面積216.0 + 132.0≈ 348 m²周長 75.82 m
例の土地:AB 24.00 m、BC 18.44 m、CD 18.25 m、DA 15.13 m、対角線AC 26.91 m。対角線が土地を2つの三角形に分けます。

3辺から三角形の面積を求めるのがヘロンの公式です。まず周長の半分を求めます。s = (a + b + c) ÷ 2。面積 = √(s × (s − a) × (s − b) × (s − c))。

三角形と辺周長の半分(s)面積
ABC24.00 · 18.44 · 26.91 m34.675 m≈ 216.0 m²
ACD26.91 · 18.25 · 15.13 m30.145 m≈ 132.0 m²
敷地≈ 348.0 m²

三角形ABCを詳しく書くと、√(34.675 × 10.675 × 16.235 × 7.765) ≈ 216.0 m²です。角が5つ以上ある土地でも同じ手順を続けます。1つの角から向かい合うすべての角に対角線を引けば、n角形の土地はn − 2個の三角形に分かれます。土地に内側へへこんだ角がある場合は、対角線が土地の内側を通るように選びます。

方法2:角の座標を使う座標法

角の位置が地図や測量の一覧表、あるいは1つの角を起点にした測量でわかっている場合は、もっと手早い方法があります。角を土地の外周に沿って順番に書き出します(時計回りでも反時計回りでもかまいませんが、飛ばさずに)。各行で、その角のxと次の角のyを掛け、次の角のxとその角のyの積を引きます。これが「積の差」です。各行を合計し(ここでは696)、その絶対値の半分が面積です。この方法はガウスの面積公式(座標法)、英語では「shoelace」(靴ひも)公式と呼ばれます。

角x (m)y (m)積の差
A000 × 0 − 24 × 0 = 0
B24024 × 18 − 20 × 0 = 432
C201820 × 15 − 2 × 18 = 264
D2152 × 0 − 0 × 15 = 0
合計696 ÷ 2 = 348 m²

2つの方法は同じ結果になります。わずかな差は、寸法をセンチ単位で丸めたことによるものだけです。座標法は角の数がいくつでも同じ表で計算できます。条件は1つだけ、境界線どうしが交差しないことです。

台形の土地の面積:2辺が平行な場合

幾何学でいう台形は、2辺が互いに平行な四角形です。道路に面した前面と奥の境界が平行なら、近道があります。平行な2辺を足して2で割り、その間の垂直な距離を掛けます。

台形の土地:平行な辺は30メートルと20メートル、その間の垂直距離は15メートル。面積は(30 + 20)÷ 2 × 15 = 375平方メートルa = 30 mc = 20 mh = 15 m平行な2辺がある場合(a + c) ÷ 2 × h(30 + 20) ÷ 2 × 15= 375 m²
台形の土地:平行な辺は30 mと20 m、その間の垂直距離は15 m。面積は (30 + 20) ÷ 2 × 15 = 375 m²。

ここでいう高さは側辺の長さではありません。平行な2辺の間の垂直距離です。側辺が斜めなら、高さは側辺より短くなります。

土地を測るときの注意点

Nodaformで敷地面積を求める

Nodaformの敷地タブでは、土地を角ごとに描けます。面積と周長は角の位置から自動で計算されます。

スマートフォンを横向きにすれば、タップで角を置くこともできます。敷地タブはFreeを含むすべてのプランで使えます。

敷地を描いて面積を確認角をクリックすると、面積、周長、辺の長さが右のパネルに表示されます。

この記事は一般的な情報です。売買、登記、建築・都市計画の手続きでは、公的な記録上の面積が有効です。土地の正確な寸法と境界については、資格を持つ測量士または関係機関にご相談ください。

よくある質問

よくある質問

4辺の長さがわかっている土地の面積はどう計算しますか?

角が直角でなければ4辺だけでは足りず、対角線も1本測る必要があります。対角線で土地を2つの三角形に分け、各三角形の面積をヘロンの公式(s = 周長の半分、面積 = √(s(s − a)(s − b)(s − c)))で求めて合計します。

台形の土地の面積はどう計算しますか?

2辺が平行なら、平行な2辺を足して2で割り、その間の垂直距離を掛けます:(a + c) ÷ 2 × h。平行な辺がなければ、対角線で土地を三角形に分けます。

座標法で角の座標から面積を求めるには?

角を順番に書き出し、各角について x × (次のy) − (次のx) × y を計算し、結果を合計して絶対値の半分をとります。これがガウスの面積公式(shoelace公式、座標法)です。

Nodaformは土地の面積を計算できますか?

はい。敷地タブで土地の角を順にクリックすると、右のパネルに敷地面積、周長、各辺の長さが表示されます。敷地タブはFreeを含むすべてのプランにあります。